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2015年~2017年バックナンバー

南海トラフ地震と紀淡海峡

火山活動が活発になってきています。

 南海トラフの巨大地震とは、静岡県の駿河湾から九州の日向灘に延びる海底のくぼみ「南海トラフ」の一帯を震源域とする地震で、東海・東南海・南海の各地震が発生してきましたが、一帯が同時に動く事態を想定し、発生しうる最大クラスの地震・津波を推計したものです。

 すごい死者数予想ですね。
 あくまでも最悪の場合ですが。


 ある関西ローカル番組で、藤井聡さんといわれる京都大学大学院工学研究科教授が解説していて、大阪も、枚方くらいまで津波が来る可能性があるが、大阪は遠いので、津波到達時間が遅くなり、避難することは可能という話をしていました。

 藤井聡教授は、大阪都構想で、橋本市長と大論争をしている学者さんです。
 そういえば、大阪都構想の投票は、平成27年5月17日ですね。
 私は、どちらでも好きにやってくれたらいいということです。
 大阪市民はもちろん、大阪府民にもなったことがありませんし、将来なる予定は全くありません。

 さらに、藤井聡教授は、和歌山市と淡路島の間にある紀淡海峡(「友ヶ島」というあわせて4つの島があります。釣りをする人はよく知っておられると思います)に、防潮堤の工事をすれば、大阪の津波の被害をわずかにすることができるとの話をしていました。

 私自身は、自宅は西宮市の甲山のふもとにありますから津波が来る確率は0ですが、事務所は海抜4mくらいですから、事務所にいるときならともかく、地下街にいるときは、すぐに近くの高いビルに避難しなければならないかなと考えています。

 紀淡海峡の工事という話を聞いたとき、思わず「ナイス・アイデア」と思ったのですが、共演していた「ほんこん」さんが、「そんなことをしたら和歌山市はどうなる」と言うのを聞き「はっ」と思いました。

 もう、私自身が、和歌山市とほぼ縁がないといってよくなってから長いですからね。
 和歌山市と、和歌山市日高郡みなべ町、田辺市には親戚がいます。

 藤井聡教授の説は利己主義ですね。
 右下の川が紀ノ川です。平地部分が和歌山市の市街地になります。
 紀淡海峡に堰をつくれば、和歌山市の被害が大きくなります。
 もちろん、友ヶ島は和歌山市なので、堰をつくるということは考えられません。

 ただし、紀淡海峡大橋といって、和歌山と淡路島の間に橋をもうけ、徳島県、香川県の東から、和歌山と関空へのアクセスを良くするという案があります。
 和歌山と徳島をつないでどないする、ということですが・・

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