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2015年~2017年バックナンバー

韓国の平昌五輪が深刻に

 「平昌五輪深刻」 という記事がありました。

 平成30年(2018年)2月に、予定では、韓国の平昌で冬季オリンピックが開催されることになっています。

 国際スキー連盟(FIS)からスキーのフリースタイルや、スノーボード施設が「不合格」と判断されまし。
 ジャンプ競技も、FISから平成26年8月に「国際大会が不可能なほどの深刻な欠陥を持っている」と指摘されています。選手の安全と直結する滑降トラックと出発ゲートなど10カ所で改善の指摘を受けています。
平成21年に開催された国際大会では米国選手が突風で失速し、落下。けが負う事態が起き、冬季は風が強く、韓国代表も練習ができないほどだそうです。
 当然、冬のオリンピックは冬季に実施されます。

 この状況に国際スキー連盟のジャン・フランコ・カスパー会長は来年に予定されるテスト大会を実施するのは「ほぼ不可能」との見解を示した。

 この記事には記載されていませんが、韓国にボブスレーやリュージュなど「そり競技」の施設はなく、つくるとしても大変ですね。
 ノウハウもありません。


 夏期オリンピックの場合、競技場が不備だからといって、選手が競技場不備のために大けがをすることはありません。

 冬季オリンピックは、スキー、スノーボード、ジャンプ、スケート、ボブスレーやリュージュなど、どれをとっても、競技場の不備は、選手の大けが、場合によっては死亡につながります。


 韓国の平昌五輪組織委は、平成27年2月11日に声明を発表し、来年のテスト大会に向けた準備が「計画通り」に進んでいると強調し、会場が「工期通りに完成する」ことを韓国政府や江原道が約束したそうです。

 しかし、日本や、南欧を除くヨーロッパ諸国なら、約束は守るでしょうが、他の国は、約束など守っていないというのはよく目にします。


 政府にも、地方自治体にもお金がありませんから、施設の工事が進むはずもなく、韓国恒例の「お家騒動」(国と地方自治体の財政負担を巡る内ゲバ)もあり、決着のめどが付いていません。
 また、大会運営費2兆540億ウォンのうち8530億ウォンを賄う計画のスポンサー契約料は目標の30社からほど遠い4社しか契約に至っていません。


 普通は「大会返上」でしょうね。
 ぎりぎりになって「大会返上」というのは無責任な話ですから、早いほうがいいでしょう。

 なお、日本選手も、場合によっては不参加にした方がいいかもしれません。
 設備不備のため、選手生命を絶たれるような怪我を負ったり、場合によっては死亡したりすることさえ考えられます。

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