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1円玉が還暦むかえる
私の生まれた年です。
1円玉は、還暦を迎えました。
昭和30年6月1日から平成26年12月31日までにに約442億4441万6000枚が製造され、今年度は8000万枚が造られる予定だそうです。
1円硬貨は釣銭の需要に伴い、製造枚数を変えてきました。
平成元年に消費税3%が導入されました。
翌平成2年には約27億7000万枚が造られました。
記憶されている方もおられるかもしれませんが、やたら、1円玉のやりとりがふえ、財布の中に1円玉がたまるようになったと記憶されている方も多いと思います。
その後、減少傾向となり、平成23年から平成25年までは製造されませんでした。
ただし、特別な貨幣セットを除いての話です。
消費税が8%となった平成26年に製造を再開し、約1億2400万枚が造られたそうです。
現実に、通常の日本の観光客が行くような所では、よほどの開発途上国に行かない限り、1円玉より少ない価値の硬貨はもらえなくなりました。
アメリカドルは124円で1セントは1.24円、カナダドルは100円で1セント1円、ユーロは140円で、1ユーロセントは1.4円、イギリスポンドは190円で、1ペニーは1.9円、スイスフランは130円で、1ラッペン(ドイツ語圏の呼称。フランス語圏ではサンチーム)は1.3円(1ラッペン硬貨も流通していません)、オーストラリアとニュージーランドでは、そもそも1セント硬貨が流通していません。
中進国の韓国ならありそうに思えますが、1ウォン玉、5ウォン玉は流通していません。10ウォン玉も1.1円になりました。
1台湾ドルは4円で補助通貨は流通せず、1中国元は20円ですが、1角玉や5角玉はみません。
ちなみに、500円玉以上の価値のある記念硬貨以外の硬貨は、5スイスフラン玉くらいでしょうか。
5ドル玉、5ユーロ玉などはありません。
日本は、結構、上下の幅のある硬貨を流通させています。
もっとも、「2」のつく硬貨はありません。
電子マネーも使わない人は使いませんし、使えるところが限られています。
クレジットカードもそうですね。
1円玉は永遠に不滅でしょうか?