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2015年~2017年バックナンバー

日本語の漢字の読み方

 日本語は、漢字について複数の読み方をする場合があります。
 
 音読みと訓読みがあります。
 
 音読みには、呉音・漢音・唐音(宋音・唐宋音)などがあります。
 
 中国や韓国では、1つの漢字に1つの読みらしいです。
例外はあるそうです。また、韓国は、漢字を捨ててしまっていますね。
 
 「西」なら、「にし」(訓読み)、「せい」(音読み。漢音)、「さい」(音読み。呉音)と3とおりの読み方がありますね。
 
 「西野」は、まず間違えられて読まれることはありません。「北野」も同じです。
 名刺にふりがなをふる必要はありません。
 
 ただ「東野」は「ひがしの」「とうの」どちらかわかりません。「南野」も「みなみの」か「なんの」かわかりません。「のうの」と読む人もいます。
「東」も「ひがし」と「東」のどちらかわかりません。
 
ある意味、気の毒に思います。
 
もっとも、「東」「南」は、日本人が好む方角、「西」「北」は、日本人が好まない方角だという人もいます。
どちらでもいい話ですが・・
 
「小畑」さんが「太田」さんにコンプレックスを持つ理由はありませんね。
 
「生」という漢字はいろいろな読み方があります。
 
有名な短文です。
日本語を学ぶ外国人は大変です。
 
「生け花(いけばな)を、生き甲斐(いきがい)にした、生え抜き(はえぬき)の生娘(きむすめ)
 
生絹(すずし)を生業(なりわい)生計(せいけい)たてた
 
生い立ち(おいたち)は生半可(なまはんか)でなかった
生憎(あいにく)生前(せいぜん)生まれ(うまれ)てこの方
 
生涯(しょうがい)通して生粋(きっすい)の生(うぶ)だった」
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