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2015年~2017年バックナンバー

文在寅大統領、北ICBM発射でも予定通りに1週間夏休み

   朝鮮日報電子版からの記事です。

 

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 ムン・ジェイン大統領は2017年7月30日、7日間の日程で夏休みに入った。
 もともと29日に出発する予定だったが、28日夜の北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射で一日遅らせたものだ。

 

 野党など一部からは「北朝鮮がICBMを発射したのに夏休みを取るのか」という批判も出た。しかし、大統領府関係者は「大統領が予定通り夏休みを取らなければ、国民がいっそう不安がる。北朝鮮のミサイル発射兆候に関する事実は2日前の26日に把握していた」と述べた。

 

 ムン大統領は同日午前、キム・ジョンスク夫人と一緒に専用ヘリコプターに乗って夏休みで江原道平昌に向かった。チュ・ヨンフン大統領警護室長やソン・インベ第1付属秘書官らが同行したという。文大統領は平昌冬季五輪のスキージャンプ台などを見て回り、関係者を激励した後、アルペンシア・リゾートで1泊した。

 ユン・ヨンチャン国民疎通首席秘書官は「文大統領は平昌冬季五輪が国内外で多くの関心を持たれるようにと平昌を夏休みの訪問地に選んだ」とした。

 

 同秘書官はその上で、「文大統領は、北朝鮮の慈江道舞坪里で発射が行われるとの報告を26日に受けていた。ミサイル発射後に行われた韓米間の一連の対応措置は、ミサイル発射の事実を知らなかったとしたら準備不可能な内容だった」と語った。

 

 大統領府の説明通りなら、北朝鮮がミサイルを発射するということを認識していながら、27日に文大統領の夏休みの予定を担当記者たちに事前記者会見し、28日には終末高高度防衛ミサイル(THAAD)用地すべてに対して一般環境影響評価を実施すると決めたことになる。

 

 大統領府は北朝鮮のICBM発射を「予想」していたが、国防部はその16時間前にTHAAD砲台の年内配備を不可能にする発表をしていたというのだ。

 また、合同参謀本部は27日、「北朝鮮のミサイル発射が迫っているという兆候はない」という記者会見もしていた。このため、二日前に北朝鮮のミサイル発射兆候を把握していたという大統領府の説明はつじつまが合わないとの指摘もある。

 大統領府は、北朝鮮がミサイルを発射したのを受け、29日に「文大統領の夏休みは保留になった」と一時発表した。

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 何と優雅な・・
 日本が大統領制なら、一発で弾劾ですね。

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