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2015年~2017年バックナンバー

余った外貨コイン、電子マネーに交換サービス拡大

 アメリカドルやユーロなど、海外に出かけた際に使い切れずに持ち帰った外貨を、国内で使える電子マネーに交換するサービスが広がり始めているそうです。
 
 紙幣は、基本的に、一般の通貨なら日本でも両替は可能です。
 
 しかし、硬貨は、日本で両替しようとしても、両替してくれません。
 
 同じ、1アメリカドルでも、紙幣なら両替は可能、硬貨は両替不可能です。
 
 再度、海外予定がある国なら(アメリカドルならアメリカ本土のほか、ハワイも使えます。ユーロなら、ドイツ旅行のあとにイタリア旅行をするときにも使えます)、使い残しの外貨は、そのまま持って帰ればよいということになります。

 ちなみに、ソニー銀行が、平成23年に実施した調査では、海外旅行経験者で外貨が余った人の割合は約87%で、そのうち約63%が両替せずに保管しているということです。
 
 逆にいうと、外貨を使い切った人の割合は約13%もいるのが不思議です。
 
 旅慣れた人なら、空港の免税店で、残りの外貨全部を渡し、残りをクレジットカード支払いにすれば、使い切れます。
 
 そうでなければ、空港で、紙幣は両替し、あるいは、免税店で買えるだけ物を買って、硬貨は募金箱に入れるかですね。
 
 海外旅行経験者で外貨が余った人のうち約63%が両替せずに保管しているということです。

 まあ、もう一度使えると思っている人が多いでしょう。

 外貨の硬貨を電子マネーに交換できる専用端末ができたようです。
 
 ユーロ、米ドル、人民元、韓国ウォンをアマゾンギフト券や楽天Edyなどに交換でき、対応通貨の全ての硬貨を1円単位で交換可能ということです。
 
 ただ、わざわざ、電子マネーに変えるほど硬貨が残るかという問題ですね。
 
 たとえばユーロでしたら、5ユーロ札が紙幣で最小額、上手に支払っていけば、硬貨で残るのは5ユーロ以下です。
 
 日本円がわかりやすいですね。
 1000円札が紙幣で最少額、上手に支払っていけば、硬貨で残るのは1000円以下です。
 
 私の財布の中に、硬貨が1000円以上あるのは「まれ」です。
 
 ただ、外国で買い物をするとき、硬貨を1個1個勘定するのは難しいですから、どうしても紙幣を出してお釣りをもらうことが多くなりがちです。
 
 また、合計いくらか聞き取れず、紙幣しか出さないということもあるでしょう。
 
 確かに、外国の硬貨は、多くなりがちです。
 ただ、記念にとっておいてもいいでしょう。
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