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遺言・相続問題

遺産分割事件における高等裁判所決定に対する不服

 家庭裁判所の遺産分割の審判に対して即時抗告をして、即時抗告の決定があったとします。
 
 一般の民事事件では、最高裁判所に、上告の申立をしたり、上告受理の申立をすることができます。最高裁判所の判断が出るまで確定はしません。
 
 即時抗告に対する決定については、即時抗告の決定で確定します。
 
 なお、憲法違反を理由として特別抗告をすることができますし、最高裁判所の判例に反している場合などを理由として許可抗告をすることができるのですが、まず無駄です。
 
 例えば、離婚判決の確定を遅らせるために、離婚を認める判決について上告・上告受理申立をする意味はあるのですが、婚姻費用については、高等裁判所の決定で確定しますから、するだけ無駄でしょう。
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