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トリビア バックナンバー 1/2

タクシーメーター

大昔は、タクシーのメーターは距離のみだった記憶があります。

 今は「時間距離併用運賃」といって、「走行距離」+「一定の速度以下で何秒走行」で、メーターが順次上がっていきます。
 「走行距離」だと、スピード違反は当然として、信号無視で交差点につっこんだりする「神風タクシー」が横行したことから、制度が変わっています。

 「時間距離併用運賃」ですから、渋滞や信号の関係で、「ここ」から「ここ」まで「いくら」というわけにはいきません。
 車を降りる寸前に料金が上がってしまい、悔しい思いをする方もおられるかも知れません。「信号機の手前で止めてもらえばよかった」などですね。


 どこまでいけば、すぐにメーターが上がるか知る方法があります。

 通常のタクシーメーターは、画面の左上に「賃走」という横書きの文字、中央に縦書きで「運賃」、その右隣に横書きで料金の数字表示がされています。

 料金表示の下部に、「_ _ _」と三本の横線が表示され、1本ずつ順番に消えてゆき、最後の一本線が消えると同時に運賃があがるタイプ、☆が3つあり、1個ずつ順番に消えてゆき、最後の☆が消えると同時に運賃があがるタイプ、「賃走」の文字の3分の1ずつが白くなり、3分の3となった後に料金が上がるタイプなどがあるようです。

 最後の2つ目の印から3つ目の印にいく瞬間に「運転手さん、次の止まれるところで止まって」と言えば、停止直前にメーターが上がることはありません。
 「せこい」といえば「せこい」話ですが、もうけた気分になるかも知れません。
 ちょっとしたゲーム感覚ですね。

 もちろん、自腹を切る場合の話で、タクシー代金は領収証に基づく依頼者負担の精算なら気にすることはありません。

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