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トリビア バックナンバー 1/2

回文

「回文」(palindrome)というのをご存じでしょうか。

 「上から読んでも」「下から読んでも」同じ発音になる言葉です。

 「竹やぶ焼けた」「ダンスがすんだ」「わたし負けましたわ」というのが典型的な例ですね。
 「たしかに貸した」「だんながなんだ」「今朝の酒」「仇が来たか」なども回文です。
 「竹藪」さんという姓を見ると、男の子に「やけた」という名前を付けたらと勧めたくなります。もっとも、最後の「た」は「太」でいいですが、「やけ」が問題で、まともな名前になりそうにありません。

 なお、日本語は回文がつくりやすい言語だそうです。


 ちなみに、英語では「Madam, I'm Adam.」「No lemon no melon」「Borrow or rob?」「Kodak ad? OK」など、回文をあげていくと、固有名詞が出たりして、かなり苦しくなっていきます。

 なお、日本語の回文を、テープレコーダを逆回しして聞くと、同じ発音になりません。
別に日本語には限りませんが、テープレコーダを逆回しして、どのような音になるかは、ローマ字になおして、逆に発音していけばいいことになります。

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