本文へ移動

旅・交通 バックナンバー1/2

早期割引券の制限

早期購入割引航空券があります。

 日本航空なら「先得」、全日空なら「旅割」などです。

 従来の割引券には、前便に変更希望者がいて、前便に空席があれば、変更可能とされたのが通常でした。
 「前便変更希望者がいて前便に空席があるのなら、後から来るかもしれない正規運賃飛び込み客に備えるため、変更不可のチケットであっても前便変更を受け入れるのが商売の常識である」という理由でした。

 しかし、「先得」「旅割」は、前便に空席があっても、変更は不可能です。
 なぜでしょう。

 不可になった理由は、最終便を割引で予約しておき、当日空港で空きのある都合の良い便に変更する人が多かったからです。
 特に混むシーズンではない限り、日付の変更が出来ないだけで、ほぼ普通航空券と同じ使い勝手になってしまいます。満席の飛行機は少ないですよね。
 まして、「お得意さん」となるとると、空席の優先待ちが出来る人は、さらに有利になります。

 最終便が予約上満席なのに、当日、搭乗してみると「ガラガラ」というケースが多発しました。
 特に、羽田空港・関西空港の最終便。
 不便なフライトということで、料金も安かったんですよね。
 これで、前の「まともな」便に乗れるとしたら「たまった」ものではありません。
 後から来るかもしれない正規運賃飛び込み客は、皆無ではないでしょうが、0+αです。

TOPへ戻る