旅・交通 バックナンバー1/2
特急料金の払戻し
特急料金の払戻しについてご存じでしょうか。
「こんなことをしてたのでは国鉄も危ないな」と思っていたら、やはり、「国鉄」は「JR」になりました。
払戻しの要件は「JR」の場合、「すでに購入済みの特急券(購入時点では遅れは発生していない)については、2時間以上の遅れが生じた場合、特急料金を全額払い戻しできる」となっています。
列車が遅れたからといって、慌てて改札口にきっぷを入れて立去ってはいけません。
乗車したことの証明書として切符が要ります。
まず、改札口の中の切符を「漁って」はくれません。
なお「切符に私の指紋が付いている。確認してほしい」というのはサスペンスドラマの見すぎです。
改札口の横をとおり、冷静に、駅の精算窓口で払戻しを請求しましょう。
昔は、駅員が改札口のところで何人か立って注意を促していましたが、最近は「もうけもの」と思うのか、見かけなくなりました。
なお、その昔、新幹線特急券は1時間以上の遅れで払戻しでした。
ぎりぎり1時間の遅れというときは「すごい」スピードで飛ばしていました。
現在は、先ほどのとおり、在来線と同じ2時間で統一されています。
その昔といえば、私の記憶に間違いがなければ、購入時点で遅れが発生している場合でも、払戻してもらえました。予定時間を1時間遅れている新幹線に飛び乗れば丸儲けでした。「こんなことをしてたのでは国鉄も危ないな」と思っていたら、やはり、「国鉄」は「JR」になりました。