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旅・交通 バックナンバー1/2

ホテルの朝食

 ホテルの朝食は高いですね。

 一番最初に気づいたのは、ドイツ留学の帰りに北米をまわって日本に帰ってくる途中、ニューヨークのホテルに宿泊したときです。裁判官の留学の最後の1ヶ月はアメリカまわりで帰国する「特典」がもれなくついてきます。アメリカに留学した裁判官は欧州です。

 ニューヨークのホテルは、マンハッタンにある「ホリデイ・イン」でしたが、朝食を円に換算すると2000円くらいした記憶があります。
 2泊目からは、ホテルでの朝食をやめ、外の店で食べるようにしました。
 「Breakfast $○○」という店が結構あります。

 ヨーロッパ、特に、ドイツのホテルは朝食代込みが普通です。
 30年前ころは、ヨーロッパ、特に、ドイツのホテル「朝食代込み」の料金しか示されなかったため、全く気づきませんでした。
 最近、ドイツでも「部屋代」のみか、「朝食込み」なのかを選べるホテルが、少数派ですが存在します。
 やはり高いですね。

 日本も同じです。
 ある程度レベル以上のホテルになると、朝食代金だけで2000円~3000円かかるホテルもあります。

 なぜ、ホテルの朝食は高いのでしょう。
 謎としかいいようがありません。

 いくら朝だからといって、いずれにせよビュッフェ方式ですから、人件費は高いはずはありません。
 原材料といっても知れています。朝っぱらから、ステーキや寿司を出すわけではありません。

 確かに、ホテルのコーヒー代などは、喫茶店などより、かなり高いです。
 これは、待ち合わせの場所代なども加わっています。
 客室料金を支払っている客のみを相手にする朝食とは一緒になりません。


 結局、宿泊客は、一々朝食を食べによそには行かない、宿泊費は、競争のため安く押さえざるをえない、宿泊費以外で利益を上げようということになると思います。
 確かに、朝っぱらから、外に行くのは嫌ですね。
 そんな時間があったら、少しでも寝ていたいという宿泊客の心理をついていると思います。

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