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旅・交通 バックナンバー1/2

停車のリクエスト

梅雨のシーズンですね。

 私の事務所は、JR大阪駅から歩くと10分以上かかります。
 また、歩道橋を上り下りする手間もあります。国道1号線と国道2号線の境となっている交差点には横断歩道がありません。

 ということで、雨が降っているときなど、JR大阪バス停から、梅田新道バス停経由、大江橋バス停と、たった2区間ですが、バスにのることがあります。
 大江橋バス停は、事務所のあるビルの入口の目の前にありますから便利ですし、なんば行き、天保山行き、住吉車庫前行きどれでも止まりますから、平日の朝は、2、3分も待てば、どれかのバスに乗れます。

 梅田新道バス停で降りる人はまずいません。

 梅田新道バス停で乗ってくる人はいます。
 ただ、バス停で待っている人がいても、他の方面にいくバス待ちで立っているだけで、バスがドアを開けても乗ってくる様子がなく、そのままドアを閉めて発車となることが結構あります。

 日本には、バスや市街電車に乗ろうとする人が、停車のリクエストをするということがないためです。
 ある意味、時間の無駄ですね。


 アムステルダムの市街電車やバスなどは、自分の目的の電車が来たとき、手を水平にあげないと止まってくれません。
 他に乗る人がいたり、降りる人があったりすれば停車しますが、そういう人がいない場合は、黙って素通りしていきます。

 観光名所は、大抵、他の乗降客がいたりして、自分でリクエストする必要はありませんが、郊外のホテル付近の停車場で、うっかりと手を挙げるのを忘れて、通り過ぎられるのもかないません。
 大抵、次の市街電車は、すぐには来ません。閑散時間帯の閑散路線ですから。


 ちなみに、日本の田舎へ行くと、バス停とバス停の中間でも、手を挙げるとタクシーのようにバスが止まってくれるところがあります。
 これも知らないと不便なようですが、田舎ですから、バスの運転手が察知してくれることが多いようです。

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