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旅・交通 バックナンバー1/2

公務員の海外外遊

 韓国の新聞の日本語版に、次の記事がありました。

「大法院(最高裁)傘下の法院公務員教育院が、裁判所に勤務する公務員11人の『「欧州法院研修』のスケジュールを取消した。
 この研修に対して、『外旅行と変わらない』という批判が起こったからだ。
 当初のスケジュールでは、イタリアのローマなど欧州5カ国11都市を訪問することになっていた。
 日程を細かく見ると『英国の誇り・大英博物館を観覧』『美しいエッフェル塔からパリの全景を鑑賞』など、ツアーガイドと共に貸切バスで各地を回るだけで、法院公務員の職務と関連するものはなかった」(一部略)


 お隣の国でも、同じことをしているのですね。

 私の留学当時、最高裁判所事務総局勤務者とその経験者、司法研修所教官とその経験者、それ以外の、顕著な実績のある、高等裁判所裁判長クラスが、1ヶ月、ヨーロッパ3週間、アメリカ1週間、合計1ヶ月「海外司法事情視察」という名目で海外出張をしていました。
 裁判官が留学している国は裁判官が、その他の国は、外交官がアテンドするという慣習がありました。

現在、裁判所のえらいさんの海外視察(海外旅行)の制度が残っているのかどうか知りません。

 個人的には、そのくらいの「役得」は見逃してもいいような気がします。
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