旅・交通 バックナンバー1/2
ソウルからの航空券
日暮里駅は、ある意味難読です。
山手線の駅であることはわかっていても、どこにあるか知らない人も多いでしょう。
東京駅から36分ならいいのですが、日暮里駅から36分ですから遠いですね。
ちなみに、南海なんば・関空間のラピートは29分です。
首都圏、関西圏、中部圏以外の地方土地在住者が外国旅行しようとするとき、地方都市→羽田→(陸路)→成田→外国というルートではなく、地方都市→ソウルの仁川国際空港→外国というルートをとる旅行客が増えています。
成田空港、関西国際空港、中部国際空港近辺に住んでいれば、それらから外国に行くことは容易です。
千歳、函館、旭川、青森、秋田、仙台、福島、茨城、新潟、静岡、小松、岡山、福岡、大分近辺の地方都市在住の方は、ソウルの仁川国際空港を経由した方が楽かも知れません。
あと、成田空港、関西国際空港、中部国際空港近辺に住んでいる人でも、仁川国際空港を利用する方が「お得」ということがありえます。
例えば、盆休みの期間、日本・ヨーロッパ間の航空券は「はねあがり」ます。
ルフトハンザの場合、オイルサーチャージや各種税金を除いても、関空・ヨーロッパ2都市の往復航空券(エコノミー)は20万円をこえます。
同じルフトハンザの場合、オイルサーチャージや各種税金を除いて、仁川国際空港・ヨーロッパ2都市の往復航空券(エコノミー)は9万円を切ります。早めの予約が条件ですが・・
それなら、別途、関空・仁川国際空港の航空券(時間が不利な便=ソウル滞在期間が短い便=日本夜出発なら4万円くらい)を別途購入した方が得です。
往路は時間の関係で前泊になりますが、復路は余裕で同日帰国できます。
ヨーロッパのついでにソウル観光というのもいいかも知れません。
なお「別途」というところが「ミソ」で、「通し」で買うと、値段が跳ね上がります。
ただ「別途」という以上、誰も飛行機遅延による「乗損ね」の責任はとってくれません。「通し」で購入すると、無償で振替などの処置をとってくれます。
なぜ10万円以上の差があるかというと、日本人旅行客が、まとまって休める期間は、盆、正月、ゴールデンウィークときまっているからです。
いくら高くても購入してくれますね。
韓国は、そんなことはないようです。
また、物価も違いますね。韓国は、日本の半分から3分の2とくらいの感覚です。
高くては乗ってくれませんね。
なお、ソウルで発券してもらう、「航空券」「通」もいます。
もっとも、スタートがソウルですから「ヒマ」がないとできないことです。片道の航空券放棄は、ペナルティーがある場合があります。