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旅・交通 バックナンバー1/2

ノイシュヴァンシュタイン

平成22年9月15日、ドイツの観光名所である「ノイシュバンシュタイン」(Neuschwanstein。Neu=新、Schwan=白鳥、Stein=城。新白鳥城)を訪れた日本人観光客のグループに、シャトルバスが突っ込み、5人が負傷し、うち2人は重体だそうです。

 「ノイシュバンシュタイン」は、バイエルン州フュッセンの南方、オーストリアとの国境付近に建築された城です。当時のバイエルン王ルートヴィヒ2世によって19世紀に建築された城です。
 戦闘のための城ではなく、宮殿ですね。
 外観は立派ですが、内装は「貧相」です。資金切れでしょうか。
 ルートヴィヒ2世は、この城建築のためバイエルン王国の財政を逼迫させ、後に、不審死を遂げています。
 現在、多大の観光収入を上げる「ドル箱」になっているのは「皮肉」でしょうか。

 また、フュッセンは、ドイツの「ロマンチック街道」の終点(始点)としても有名です。

 ロマンティック街道(Romantische Straße)は、ドイツのヴュルツブルクからフュッセンまでの366kmの街道ルートで、街道沿いに点在する中世都市(ローテンブルク、ディンケルスビュールなど)、美しい城(ノイシュヴァンシュタイン)、宗教建築(ヴュルツブルクの大司教館やヴィースの教会。いずれも世界遺産に登録されています)など、人気の観光ルートです。

 「ロマンチック街道」という名前は「ローマ人たちによって作られた街道」のことで、「ロマンチック」という意味ではありません。


 話はかわりますが、スイスの氷河急行の転覆事故のときもそうでしたが、日本人旅行客が事故にあったというニュースはよく聞きます。
 「不景気だ」「不景気だ」といわれながら、ヨーロッパを優雅に旅行している日本人観光客が多いのですね。

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