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旅・交通 バックナンバー1/2

LCCの羽田乗入れ

平成22年12月9日、マレーシアの格安航空会社(LCC)である「エアアジアX」のクアラルンプールから羽田便が到着しました。

 大手航空会社などの「レガシーキャリア」とは異なる格安航空会社(LCC)の羽田進出です。
 既に、日本に乗入れている格安航空会社(LCC)としては、
 ジェットスター(オーストラリア) 成田・関空とオーストラリア各都市
 ジェットスターアジア (シンガポール)関空・台北・シンガポール
 セブパシフィック(フィリピン)関空とマニラ
  チェジュ航空(韓国)関空・名古屋・北九州とソウル
  エアープサン(韓国)関空・福岡と釜山
 などがあります。

 成田便が少ないですね。
 今後 羽田、成田にも、格安航空会社が乗り入れるものと思われます。

 格安航空会社(LCC)は、ツアーに使えるのでしょうか。
 アルコール・機内食有料(水も有料です)というのでは、ツアー参加客の反感があると考えられるので、「格安ツアー」御用達(ごようたし)になると考えられています。

 格安航空会社(LCC)は、個人旅行に使えるのでしょうか。
 マレーシアのクアラルンプールに行くだけの個人客は少ないでしょう。

 問題は「乗継ぎ」です。
格安航空会社(LCC)は、「乗継ぎ」を保証してくれません。
 「乗継」げなければ、航空券は「紙くず」となります。
 アラルンプールで時間をかなり「つぶす」覚悟であれば使えるかも知れません。
 長時間の乗継ぎであれば、市街へ出るという選択もありですが、クアラルンプールの本来のターミナルに出て時間をつぶすのが賢明です。

 なお、クアラルンプールのLCCターミナルは、通常のターミナルがマンションとすれば、平家建ての「プレハブ」のような感じがするでしょう。
 もっとも、それを実感するのは、クアラルンプールのLCCターミナルからの出発のときでしょう。

「掘っ建て小屋」です。
 通常のターミナルを想像していると「びっくり」します。

 格安航空会社(LCC)については、成田国際空港が専用ターミナルの設置を検討し、茨城空港が中国の航空会社の誘致に成功するなど「ビジネスチャンス」をうかがっています。
 全日本空輸は、関西空港を拠点とする格安航空会社(LCC)の新ブランドを設立する予定です。

 「旅慣れた」かたは、一度、格安航空会社(LCC)を搭乗を経験されたらいかがでしょうか。
 軽い「カルチャーショック」を受けると思います。
 ただ、ビジネスでは「問題外」ですが、上手に利用すれば、レジャー使用には十分耐えると思います。

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