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旅・交通 バックナンバー2/2

正月料金

日本には「正月料金」という不可解な制度があります。

 喫茶店で待ち合わせたらコーヒーの値段が3割程度上乗せされている場合があります。
 レストラン、食堂も、何割アップです。
 お墓参りの花などが倍近く高くなることもあります。
 JRなども若干ではありますが高くなります。
ホテルも高いですね。

 正月前にも、スーパー、デパートなどでは、栗、かまぼこ、もち、雑煮など、おせち料理の具財が上がります。上がらないまでも「高級品」だけ並べて、割安の「普及品」を買えなくしています。

 ドイツなどは、正月はもちろん、クリスマスや復活祭の時に、レストラン、喫茶店などの料金がかわることはありません。時期によってかわるのは、ホテル代、鉄道料金くらいでしょうか。


 こういうところ、日本の商売人は好きになれません。
 人の足もとをみたような、イベントの際の便乗値上げ。
 弁護士も、商売ですが、便乗値上げなんかしませんね。

 たしかに「お正月に開けているから、従業員に特別手当を出す」可能性もありますが、従業員の人件費だけでは、年末年始の便乗値上げは説明がつきません。

 一時期、マクドナルドに「正月料金がないということで」殺到したことがあります。
 元旦からのスーパーも珍しくありません。

 年末年始には、物価だけでなく国内のホテル代や飛行機代も大幅に高くなります。
 そんなにお金のない人は「出ない、買わない、欲しがらない」の3原則で正月を乗切るしかありません

 外国は、日本ほど新正月を祝いません。元日1日が休みになるくらいです。
 でも、外国へ行こうとすると割高の旅行代金が・・
 ちなみに、弁護士が、海外旅行に行くのは盆と正月とGWいう人が多いです。
 いい、お客さんですね。
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