よもやま話 バックナンバー1/2
55年体制
先ほどの衆議院議員選挙で、民主党の圧勝、自民党の敗北、政権交代ということになりました。
私は、基本的に保守主義で、政治のことについて特に興味があるわけではありませんし、基本的には保守 対 保守の戦いですから、どうってことはないでしょう。
気になるのは、マスコミにおどる以下の「フレーズ」です。
「1955年体制」が崩れた。
54年-転落の軌跡
私自身が昭和30年(西暦1955年)生まれ、54歳ですから、あまりいい感じはしません。
「54年の転落人生の末に崩れた」みたいですから。
偶然、私の誕生年と、自由民主党結党の年が同じだったということにすぎないのですが。
同い年の方の中には、同じ思いをされている方がおられるかも知れません。
ただ、半世紀余、11ヶ月の中断をはさんで、同一政党が与党であったという国は、民主主義国家では珍しいかも知れません。
ただ、このような世の中で、責任政党になるというのも不幸なことかも知れません。
本来なら、世の中悪くなって当たり前の時期に、世の中がよくなって当たり前というのでは、たまったものではないでしょう。
本来なら、好景気のときに責任政党になりたいでしょうが、どうしても、不景気の時に政権交代が起こるものです。