よもやま話 バックナンバー1/2
「まだ」は「もう」なり。「もう」は「まだ」なり
「まだ」は「もう」なり。「もう」は「まだ」なり。という言葉があります。
株式期売買などでよく使われます。
言葉の意味は、もう「底」だと思えるようなときは、まだ「下値」(「二番底」)があるのではないかと一応考えてみないといけない。
反対に、「まだ」上がるのではないかと思うときは、もうこの辺が「頂上」かも知れないと反省してみてはどうかと考えてみてはどうかということです。
微妙な「相場」の変化に対して、まわりの雰囲気に流されることが、いかに危険であるかを説いた言葉です。
相場に限らず、「まだ大丈夫だ」と考えているとき、既に遅かったり(重篤な病気の場合に深刻です)。「もうだめだ」と考えていて、逆転の手段を考える思考停止に陥っていてはいけません。
もちろん「もう大丈夫」と考えて手をゆるめたとき、思わぬ逆転をくらったり、「まだだめだ」と考えて、必要な時間を消費するということは馬鹿げています。
といっても、人間は神様ではありませんから、わからないことが通常です。
わかってしまったら、人生は全くおもしろくありません。
つまり「吉」とでたら、大きな利益のでる選択をするのではなく、「凶」とでたら、小さな損害しか受けない選択をすべきでしょう。
これからは、大きな経済成長は望めません。
経済的には悪くなる一方でしょう。
大きな失敗は許されません。
手堅く行かれることをお勧めします。