2013年バックナンバー
国民栄誉賞
平成25年4月1日、政府は、巨人終身名誉監督の長嶋茂雄氏(77)と、巨人とヤンキースで活躍した松井秀喜氏(38)の2人に国民栄誉賞を授与すると発表しました。
これまで、国民栄誉賞は支持率が下がった内閣が、政権浮揚のために授与してきた面がなくはないですが、今回は違うようです。
阿部首相が野球のファンみたいですね。
長嶋茂雄氏は「遅すぎ」、松井秀喜氏は「早すぎ」という見方が一般的です。
ただ、大鵬こと納谷幸喜氏への、国民栄誉賞が没後となったことに「遅い」「生前に授与すべきだった」という声があったのも事実です。
松井氏はともかく、長嶋氏には、受賞を急ぐ理由がありました。
大鵬関に続いて、長嶋選手・監督が没後ということになると、何を言われるかも知れません。
野球界からは、王貞治氏、衣笠祥雄氏に続く栄誉だそうで、案外、受賞者が少ないようですね。
ちなみに、福本豊氏氏は「そんなんもろたら、立ちションもできへんようになる」との理由で辞退していますし、イチロー選手が「若すぎる」「モチベーションが下がる」という理由で、2回辞退していることも有名です。
次は、連続試合全イニング出場1492試合の金本知憲氏でしょうか。
楽しみにしています。