2013年バックナンバー
ピーチ航空の成田便
平成25年6月14日、LCCであるピーチ航空が、平成15年秋、関空・成田間に定期便を飛ばすという発表がありました。
関空-成田線の運航スケジュールは以下のようになっています。
関空07:10発-成田08:35着
関空19:00発-成田20:25着
成田09:05発-関空10:35着
成田20:55発-関空22:25着
すでに、ジェットスター・ジャパンが関空-成田線を1日1~2往復(日によって異なります)を就航しており、LCCは、国内線も国際線も、基本的に片道購入ですから、ピーチとジェットスター・ジャパンを組み合わせれば、1日3~4往復体制となることとなります。
東京―大阪間の移動では東海道新幹線「のぞみ」や、日本航空や全日空の伊丹-羽田便を利用したほうが時間的に早いのはいうまでもありません。まして、関空-成田などは「正気か?」といいたくなります。
ただ、片道1万4000円程度、往復だと3万円弱となります。
ピーチ航空の関空―成田線運賃は後日発表されますが、CEOが「これまでの運賃から推測していただいてもいい」と述べていて、ほかの路線と同水準となれば、関空―福岡線や長崎線の最低価格(3590円)に近い水準からの設定が予想されます。
関空と大阪市内は割引切符で980円、東京駅からの格安バスが900円ですから、時間を「無視」すると、お買い得です。
往復で、1万~1万5000円くらいになります。
今、ピーチ航空の国内線には、スーツを着たビジネスパーソンが多く乗っています。
時間的に問題がなければ、平日、スーツを着たビジネスパーソンの需要はありそうです。
なお、ジェットスター・ジャパンは、成田空港ベースですから、成田空港では運用時間(6時~24時)による欠航リスクが問題となっていますが、ピーチは24時間空港である関空を拠点とすることで欠航リスクが低くなります。
また、成田空港のラッシュアワーを回避した時間設定がなされています。
うまく考えています。