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2013年バックナンバー

兵庫県の新幹線の駅

少し前、姫路支部の事件があり、12時を約1時間まわって事件が終了し、事務所に帰ろうと思って、JR姫路駅へ行くと「人身事故」があり、復旧の目途はたっていません、山陽電鉄の振替輸送を致しますとのアナウンスがされていました。

 JRの新快速なら、姫路駅と大阪駅は、約1時間です。
 行きの電車は当然JRの新快速です。
 山陽電鉄・阪神ということになりますと、1時間40分かかります。
 ある意味「ふざけるな」ということになります。

 ということで、交通費は依頼者にもってもらうことにして、新幹線を利用しました。

 ホームに着くと、「ひかり」が停車していました。
 「ひかり」ですから、新神戸駅、新大阪駅で楽勝と思いました。
岡山駅から新大阪駅への「のぞみ」は45分でつきます。
 岡山駅と姫路駅との間には、相生駅があります。

 動き出すと、西明石駅で長時間通過待ちをして、新神戸駅について、そこでも少し時間調整をしました。
 39分かかりました。
 大阪駅と新大阪駅は4分かかります。
 乗り換え時間もかかります。
 JR新快速と、さほど変わりありません。
 「特急料金返せ」というところですね。

 山陽新幹線の兵庫県内の駅は、「神戸」「西明石」「姫路」「相生」と4つもあります。

 兵庫県に、有力な政治家がいたのでしょうか。

 別の理由だそうです。

 昔、新幹線を夜行で運行するという計画があったようです。また、新幹線を、岡山から松江方面、岡山から高知方面へ延線するという計画もあわせあったようです。

 夜間は保線工事があるので、上りか下りの片側のみを走行させ、行違いのための駅をつくるということになったのですが、新神戸は、ご存じのとおり、山と山の間のふもとにできている駅で、拡幅の余地はありません。

 起点となる岡山の手前(東側)に、行違いのための駅をつくるということになったのですが、西明石駅、姫路駅、相生駅と3つも余分にできたということです。

 姫路は経済規模からして、「こだま」は停止させるべき駅ですから、西明石駅、相生駅が余計です。

 新幹線を、岡山から松江方面、岡山から高知方面へ延線して、採算の合う乗客がいるはずもありません。
 計画は沙汰やみになりました。


 ちなみに、のぞみが、岡山駅で2、3分遅れが出ますと、山陰行き、四国行きの特急が、時間待ちをしてくれるという仕組みになっています。
 岡山は、交通の要衝であることに変わりありません。

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