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2013年バックナンバー

ロイヤルベイビー

イギリス王室は、平成25年7月24日、ウィリアム王子と妻のキャサリンさんの間に生まれた男の子はミドルネームをあわせて「ジョージ・アレクサンダー・ルイ」、ファーストネームは「ジョージ」と命名されたと発表しました。

 王室ですから「姓」がありませんね。
 日本の皇室も同様です。

 王位承継権順位は、チャールズ皇太子、ウィリアム王子について第3位です。
 王位承継に関する法律が変わって、女の赤ちゃんでも、王位承継権順位は、チャールズ皇太子、ウィリアム王子について第3位でした。


 ジョージという名前は、イギリスの歴代の王の中に6人いて、そのうちの1人はエリザベス女王の父親ジョージ6世だそうで、エリザベス2世のひ孫です。

 ジョージ6世は、第2次世界大戦中、ドイツから激しい爆撃を受けながらもロンドンのバッキンガム宮殿にとどまり、国民を鼓舞し続けたことで知られています。

 この名前にちなんだのかも知れません。
 日本の皇室には、全く同じ名前の天皇はいません。「後」をつけることはありまますが。文化の違いでしょうか、

 ミドルネームの「アレクサンダー」は、エリザベス女王のミドルネームのアレクサンドラから、「ルイ」はウィリアム王子のミドルネームの1つですね。


 ちなみに、一般的に言えばという話ですが、英王室の「ジョージ5世」の方が、頻繁に出てきます。

「George V」をご覧下さい。フランスのパリには多くの地下鉄が走っています。
 地下鉄の駅名に使われています。ルイビトンの最大店舗の最寄り駅です。

 これは、英王室のジョージ5世のこととされています。「Ⅴ」はアルファベットではなくローマ数字の5です。
 「じょるじゅ・さんく」と読み「じょーじ・ぶい」とは読みません。

 ジョージ5世は、貴族院の横暴を封じたことで有名です。
 また、ジョージ5世は、ドイツ皇室の出身ですが、ドイツは第一次世界大戦の敵国でしたので、国民の反独感情を考慮して、ドイツ由来だった家名を、居城に因んでウィンザー家と改称することを宣言しました。
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