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2013年バックナンバー

旭日旗

平成25年7月28日に東アジアカップの日韓戦がありました。
 日本選手に怪我がなくて何よりでした。

 韓国応援団が「歴史を忘れた民族に未来はない」(韓国語)と書かれた巨大な横断幕を掲げたこと、また、韓国側の観客席に、初代の韓国統監だった伊藤博文を暗殺した安重根他1名の肖像の巨大な幕をかかげました。

 菅官房長官は平成25年7月29日の記者会見で、横断幕について、「国際サッカー連盟(FIFA)は応援時に政治的主張を行うことを禁じており、横断幕が掲げられたことは極めて遺憾だ」と批判しました。
 また、下村博文文部科学相は平成25年7月30日の記者会見で、横断幕を掲げたことについて「その国の民度が問われる。スポーツの場で政治的なメッセージが掲げられたのは遺憾だ」と批判しました。

 韓国側が日本批判の横断幕を掲げた際、韓国サッカー協会はすぐに撤去させており、協会は国際サッカー連盟(FIFA)の規定に違反する可能性があると認識していたとみられるようです。

 韓国は、本来政治を持込んではいけないはずのスポーツの場で、日本と対戦するときは、たいてい何か「やらかして」いますね。
 韓国は、他の国と対戦するときも、何か「やらかしている」のでしょうか。


 なお、「歴史を忘れた民族に未来はない」という言葉は、日本ではなく韓国のことかもしれません。
 戦後の韓国の経済発展が、どの国とどの国の主たる寄与によりもたらされたものか、わからないわけはないでしょう。
 韓国の面積は北海道と同程度、経済規模は関西地方程度、北には凶暴国家があり国防支出(金銭的・人的)が大きくならざるをえないこと、終戦後(韓国は60年前。日本は68年前)のベビーブームが終わり、先進国にならないうちに、少子高齢化に「突入」すること、日本と同じで英語ができないだけではなく、欧米流の司法が根付いている日本と異なり、裁判所が、戦中の労働者に日本企業の補償を認めるなど、いわゆる「先進国」の司法制度と異質で、予測不能で外国は投資をがためうであろうことなど、韓国の未来は明るくありません。


 初代の内閣総理大臣であり、初代の韓国統監であった明治の元勲である伊藤博文を暗殺した「安重根」は、単なるテロリストですから、礼賛するのはおかしいでしょうね。

 一緒にかかげられた「李舜臣」は、文禄・慶長の役の時の朝鮮の将軍ですから、韓国人が礼賛することは問題ありません。日本が、東郷平八郎や山本五十六を礼賛するのと同じ事です。

 ただ、ロシアとのスポーツの対戦の際に、日本の応援者が、東郷平八郎の肖像をあげたり、アメリカとのスポーツの対戦の際に、日本の応援者が、山本五十六の肖像をあげたりすることが妥当かどうかは、常識で考えればわかることです。


 なお、韓国メディアは、試合前に日本側応援席で旭日旗が掲げられたことを「不穏な出来事だ」としているようです。

 自国がした悪いことをごまかすため、他国のことを持ち出して「うやむや」にしてしまおうとしてしまおうと考えているのかも知れません。

 アシアナ航空の墜落の際、アメリカの空港が悪い、B777の設計・製造が悪い(韓国で整備がされていて、整備が悪いとはいえません)、アメリカの管制官が悪い、死亡者の1人はアメリカの救急車にはねられて死亡した(墜落していなければ、はねられることはありませんね)と並べました。

 日本なら、調査結果をおとなしく待つでしょう。
 ブラックボックスはアメリカにありますし、B777の設計・製造について議論して、自国に有利な主張ができるだけの技術も疑わしいです。
B777は、いままで死亡事故0で、墜落させる方が難しいともいわれている機種です。


 旭日旗は、日章旗と並ぶ日本の旗です。明治3年からの旗で、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦で使われ、現在でも、日本の陸上自衛隊、海上自衛隊に用いられています。
 軍旗に限りませんし、朝日新聞の社旗は、旭日旗をクォーターサイズにカットしたものですね。

 旭日旗については、中国や北朝鮮は文句は言っていませんし、他のアジアの国も文句を言っていません。アジア以外の他の国も文句を言っていません。
 韓国海軍も、アメリカなどとともに、旭日旗をかかげた日本の海上自衛隊の艦船と合同演習をしています。

 もっとも、韓国にだけは旭日旗を持っていかないのが賢明でしょう。
 ことさら、他の国民が嫌がっていることをするのは、大人の国の国民がすべきことではありません。
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