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2013年バックナンバー

スマートフォンと椎間板ヘルニア

最近、地下鉄やバスの座席に座っている乗客たちが、背中をかがめて、スマートフォンを一心不乱に操作している様子が見うけられます。

 スマートフォンの普及で、頸椎椎間板ヘルニアの患者の増加がいわれています。

 頸椎ヘルニアは、首の骨と骨の間でショックを和らげる椎間板が、横や後にずれてしまうもので、脊椎の神経を刺激する病気です。

 スマートフォンの使用に際し、首を突き出した状態で前かがみになると、椎間板に圧力がかかり、こうした姿勢が毎日長時間繰り返されることで、椎間板が外に押されます。
 すると、椎間板が「ずれて」、周囲の神経を刺激し、肩と手などに痛みが生じるというメカニズムが指摘されています。


 背中をかがめて、スマートフォンを一心不乱に操作している方は、ときどき、首や肩を回してほぐす運動をしたらいかがでしょうか。


 なお、スマートフォンの小さな液晶画面を見つめ(watch)続けると、至近距離に焦点を合わせようとして水晶体の周囲の眼球筋肉がかたまって、禁止になりやすいといわれています。

 ちなみに、私は、7インチのNexus7の画面くらいが適当です。

 スマートフォンも購入したいのですが、問題は、暗いところで小さな文字が見えるかという点、最大の問題は、指が太すぎて、他の部分を押してしまうという点です。

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