2013年バックナンバー
オリンピックの開催時期
西暦2020年開催の東京オリンピックは、国立競技場をメイン会場に、都内33会場と、北海道、宮城、埼玉、神奈川県各1会場(いずれもサッカー1次リーグ)の計37会場で行われます。
期間は開会式が行われる7月24日から8月9日までの17日間です。
但し、日程の関係上、開会式に先立ち、サッカーの1次リーグが7月22日に始まります。
少し前までは体育の日の祝日は、10月10日でした。
これは、昭和39年10月10日に東京オリンピックが開催されたため、それを記念して体育の日となりました。
2020年の東京オリンピックは、7月24日から8月9日までです。
日本の7月下旬から8月上旬というと、よりによって、一番暑い時期です。もともと、日本は「温帯」に属しているといわれていますが、「亜熱帯」に近い「温帯」ですし、湿度が高いため、コンディションとしては最悪になります。
なぜ、夏季オリンピックが、7月下旬から8月上旬になったのでしょうか。
一般的には、アメリカの多額な放映権料との関係といわれています。
アメリカでは、9月からはNBA(アメリカンフットボール)が開幕され、10月には大リーグ(MLB)のプレーオフ(ポストシーズン)ですね。
この季節にオリンピックを開催すると、いわば、オリンピックが、NBAやMLBの「裏番組」となってしまい、アメリカでの視聴率が稼げないということになってしまいます。
アメリカからの莫大に入るはずの放映権料が、極端に下がってしまいます。
今のオリンピックは、放映権料収入なしでは成り立ちません。
ということで、アメリカでのスポーツのオフシーズンである7月下旬から8月上旬にオリンピックを開催してしまえということになったようです。