2013年バックナンバー
アメリカ太平洋艦隊司令官
アメリカ太平洋艦隊(United States Pacific Fleet)の司令官に、ハリー・ハリス海軍中将が、海軍大将に昇格して就任し、前任者のセシル・ヘイニー海軍大将との交代式が、平成25年10月16日に行われたそうです。
だからといって、アメリカ軍が、日本に肩入れしてくれるということは期待できません。
アメリカ人ですから。
アメリカ太平洋艦隊の担当海域は、南アメリカ近海・アラビア海を除く、太平洋およびインド洋で、第3艦隊と第7艦隊から構成されています。
司令部は、ハワイ州オアフ島の真珠湾に置かれていて、兵力は艦艇約200隻、航空機約2000機を保有し、人員規模は海兵隊を合わせて23万9000人を超えるそうです。
ハリー・ハリス司令官は、父親はアメリカ軍人で、母親は日本人、1956年に横須賀で生まれ、2歳の時に家族とともにアメリカ国に移ったという経歴です。
もちろんアメリカ国籍ですが、半分日本人の血が流れているということですね。
どうということでもないのですが、真珠湾に司令部がおかれているアメリカ太平洋艦隊司令官に、半分日本人の血が流れている軍人が任命されたということでニュースなんでしょう。
アメリカ軍には、エリック・ケン・シンセキ(Eric Ken Shinseki)という、元陸軍参謀総長の退役大将がいます。
現在、退役軍人長官(閣僚)を務めています。
日系3世(日本名は新関)で、顔つきは、純日本風です。
だからといって、アメリカ軍が、日本に肩入れしてくれるということは期待できません。
アメリカ人ですから。