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2013年バックナンバー

無償労働

内閣府は、平成25年9月29日、家事や買物、育児などに充てられた「無償労働」を金額に換算すると、平成23年は過去最高の約138兆5000億円に上るとの推計を発表しました。

 無償労働の中では「家事全般」が最も高く約88兆6000億円、買物は約27兆2000億円、育児は約14兆8000千億円、介護は約3兆000億円と続きます。

 無償労働の8割を女性が占めるとされています。


 平成23年の名目国内総生産506兆8333億円ですから、「無償労働」は、名目国内総生産(GDP)の約3割に相当します。


 少子高齢化で、日本の人口も減っていきますし、もっと労働可能年齢の人口も減っていきます。

 女性の社会進出が進み、家事や育児の一部を保育所などに任せるなどすれば、労働力が生まれてくる理屈になります。


 外国に住んでいた経験からして、また、海外旅行などにいくと、日本は、女性の社会進出が遅れていると思わざるを得ません。

 特に、単純労働の分野で、女性の働き手が少ないように思います。

 日本で目立つのはスーパーの店員と清掃職員くらいでしょうか。
 電車やバスの運転手、土木作業員が特に少ない印象です。
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