2013年バックナンバー
参拝料
30年以上ぶりです。
参拝料はいりませんでした。
京都や奈良の有名な寺院で、結構高額の参拝料をとるところがあります。そのつもりで、参拝料は「いくら」かなど考えていたのですが「拍子抜け」でした。
お祈りするだけなら、お賽銭しか必要はありません。
ただ、お神楽など、ご祈祷をお願いすれば、結構かかるようです。
また、お守りなども販売されていましたが、比較的、リーズナブルな価格設定でした。
伊勢神宮の維持管理費用がどのようになっているかは知りませんが、ずいぶん「太っ腹」です。
ということを考えると、京都や奈良の有名な寺院がとる参拝料は高いですね。
理由は、檀家との法事関連の結び付きが強い一般寺院に比べ、拝観可能な寺院では、観光客からの拝観料収入がないと寺院を維持していくことが困難だということだそうです。
確かに、観光客が多いと、寺院の維持管理にも費用がかかるのかも知れません。
それにしても、高すぎるような気がします。
ちなみに、京都に「光明寺」というお寺があるのですが、紅葉がきれいということで観光名所になっていて、紅葉シーズンのみ、大人500円の入山料が必要です。
光明寺は、西山浄土宗の総本山です。
私の家の宗派は、西山浄土宗ですから、納骨のため光明寺に参拝したことがあります。
紅葉のシーズンでしたが、500円の入山料は必要ありませんでした。
当たり前といえば当たり前の話ですね。
逆にいうと、葬儀の際の服装で行けば、京都や奈良の有名な寺院も拝観料がいらないのかも知れません。
ちなみに、キリスト教の教会は、参拝料は原則として無料のようです。
イタリアのサンピエトロ寺院、フランスのノートルダム寺院、ケルンの大聖堂、オーストリアのステファン大寺院など、いずれも無料です。
ただ、宝物館に入場したり、尖塔などに昇ろうとすると、入場料が必要となります。
ちなみに、スペインのバルセロナにあるサグラダ・ファミリア聖堂は、2000円近い参拝料が必要です。
工事中で、何かいつ落ちてきても不思議ではありませんが・・