本文へ移動

2013年バックナンバー

福島第1原子力発電所の核燃料

平成25年11月12日、東京電力は、福島第1原子力発電所4号機について、原子力規制委員会による使用前検査の終了証を受領し、今後、4号機の使用済燃料プール内に保管されている1533本の燃料集合体の取出し作業へ向けて、準備を進めていくとしました。

 上記の惨状ではありますが、メルトダウンをしていると見られる福島第1原子力発電所1、2、3号機に比べ、比較的放射線量が低いため、燃料集合体の取出し作業ができるということですね。

 1533本の燃料集合体のうち、震災前に折れ曲がるなどした燃料集合体が3体あることも明らかにされました。
 損傷した燃料集合体の1体は「く」の字に折れ曲がっている状態で、25年ほど前に燃料を取扱う際に失敗し曲がったそうです。
 損傷した燃料集合体の他の2体は、10年ほど前に破損がわかり、異物などの混入で外側に小さな穴が開いた状態ということです。

 UFOキャッチャーではありませんから、燃料集合体を落としたら大変なことになるかもしれません。
 真剣勝負ですね。

 ちなみに、メルトダウンをしていると見られる福島第1原子力発電所1、2、3号機は、手をつけられる状態ではありません。
TOPへ戻る