2013年バックナンバー
高級ホテルの食材の偽装表示
私自身は、グルメでも何でもありませんから、個人で、高級ホテルのレストランにはいることもありません。
弁護士の多人数の会合とかは、通常、高級ホテルのレストランのバンケット(宴会場。banquet)で実施されることが多いですし、司法修習同期の裁判官、検察官、弁護士などの会合も、やはり同じです。
また、待合わせに、ホテルの喫茶店で、ばか高いコーヒーやジュースを飲むことがある程度です。
いずれにしても、メニューの「食材偽装」などは、個人的には興味はありません。
ブラックタイガーやバナメイエビを「車海老」と出されても味がわかりませんし、出来合いのジュース(ジュースと記載されている以上、果汁100%です)を「フレッシュジュース」として出されても味はわかりません。
私の興味は、私の従兄弟が役員をしているリーガロイヤルホテルに、いつ、メニューの「食材偽装」が報道されるかでした。
私の従兄弟は「株式会社ロイヤルホテル・会社概要」に記載されていますが、母方の従兄弟なので、名前を見ただけでは誰かわからないと思います。
平成25年11月19日、とうとう出ました。
リーガロイヤルホテルの運営会社である株式会社ロイヤルホテルが、 大阪や京都など4ホテルの中華レストランなどで、メニューに「車海老」「芝海老」と記しながら、実際にはブラックタイガーやバナメイエビといった異なる食材を提供していたと発表しました。
ルームサービスでは、その場で搾ったことを意味する「フレッシュジュース」としたメニューで、既製品を出していたケースもあったようです。
平成25年6月、同業他社でこうした問題が発覚した直後に自ら調査し、虚偽表示を把握していたが、公表しなかったということですから、少し悪質ですね。
ちなみに、西村孔邦という専務が「公表への認識が甘かった」と謝罪したそうですが、私の従兄弟ではありません。
食材がわかる程度の舌があるのでしたら文句もあるでしょうが、それだけの舌がなければ、どうってことはないと思うのは私だけでしょうか。