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2013年バックナンバー

日赤病院のHIV輸血

平成25年11月22日までに、男性が今年2月にも献血していたことから、日赤が保管していた検体を調べたところ、HIVの遺伝子が検出され、この血液が別々の医療機関で2人に輸血されたことが確認されました。

 平成15年に起きた輸血によるHIV感染事例を受け、日赤が平成16年に検査態勢を強化して以降、HIV感染者の血液が輸血されたことが判明したのは初めてのことです。
 感染初期は陽性反応がでないことがあります。

 厚生労働省と日赤はこの2人を特定していて、平成25年11月22日に60歳代の1人は陽性が確認され、他の1人は検査中だそうです。感染の有無を調べている。

 献血をした60歳代の男性は、男性は献血時、「エイズ感染が不安で、エイズ検査を受けるための献血ですか」など23項目の問診で、事実と異なる内容を回答していたと認めています。
 厚生労働省は検査目的の献血だった可能性があると見ています。


 迷惑な話です。

 献血をして、エイズ感染の有無を知ろうとする愚か者がいます。
 しかし、献血をして、HIV陽性反応があった場合には、それを利用せず廃棄するだけで、献血者本人には通知されません。
 その仕組みを知らない人が多いんですね。

 ちなみに、献血をした人で、献血をした人全体に占めるHIV陽性反応が出る人は、日本人の平均エイズ感染者のパーセンテージより多いそうです。
 献血をする人が比較的若いという要因もあるかも知れませんが、献血をして、エイズ感染の有無を知ろうとする愚か者が多いといわれています。

 未必の故意による傷害罪で取調べをして「みせしめ」にした方がいいのかも知れません。
 エイズに感染していると知っていた人は傷害でしょうが、そうでない人は疑問ですが・・

 なお、検査は、どんな検査でも原則有料です。
 ただ、エイズ検査は、最寄りの保健所で、無料で検査できます。

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