本文へ移動

2013年バックナンバー

島の数

世界で最も島の数が多いインドネシアの地理空間情報局は、平成25年11月12日までに、島の総数を、国連海洋法条約の定義に基づき数え直した結果、これまで1万7508としていた島の数を、1万3466と訂正しました。

 「高潮時に水没する砂地や岩礁」も島と数えていたために「1万7508」だったわけで、「高潮時に水没する砂地や岩礁」を島と数えてはなりませんから、これを除外して1万3466に訂正となったわけです。
数え直しに合わせて無人島を含め全ての島に名前を付けました。

 インドネシアは、カリマンタン島、スマトラ島、ニューギニア島、ジャワ島などからなりますが、何といっても有名なのはバリ島ですね。


 ちなみに、2位はフィリピンです。
 およそ7107の島々から成り立っています。
 ルソン島、ビサヤ島、ミンダナ島が主たる島々で、何といっても有名なのはセブ島ですね。
 平成25年11月、スーパー台風30号に襲われ、壊滅的だけ記を受けたのがルソン島です。

 フィリピンは、中国に、相当数の島々を不法占拠されています。フィリピンは、アメリカ軍基地からアメリカ軍を追出したのですが、すぐに、中国は武力で島々をを奪いに来ました。


 3位は日本です。
 本州、北海道、四国、九州が主たる島ですが、大小あわせて6852の島々から成り立っています。
 なお、尖閣諸島(魚釣島、大正島、久場島、北小島、南小島、沖の北岩、沖の南岩、飛瀬)、竹島(女島、男島の2つの小島とその周辺の総計37の岩礁)、北方領土(国後島、択捉島、歯舞、色丹など178島)は、当然の話ながら、6852に算入されています。

 ちなみに、平成25年11月20日、小笠原諸島の西之島近くの海上に出現した新しい島は、カウントされていません。

最南端の沖ノ鳥島については、北小島及び東小島に鉄製消波ブロックの設置とコンクリート護岸工事を施し、東小島にはチタン製防護ネットを被せて保護しています。
 EEZが「ごっつい」です。


 4位はモルティブで、1190の島々があります。


 と考えると、島の多い国には、風光明媚なリゾート地があるということになります。
 もっとも、日本とフィリピン、特に日本は、隣人に恵まれていません。
TOPへ戻る