本文へ移動

2013年バックナンバー

司法修習生の就職活動マニュアル

弁護士の就職活動も大変なようです。

 「司法修習生の弁護士・就職活動マニュアル」というホームページをみつけました。

 大阪弁護士会の弁護士さんですが、一面識もありません。
 大阪弁護士会には3981人の会員がいますし(平成25年12月18人現在)、会派が違いますから知っているはずもありません。

 興味深いので、すべて読ませていただきましたが、記載している内容は常識的なもので、司法修習生の就職活動の参考になるでしょう。
 不満といえば、和歌山を田舎扱いしているところくらいでしょうか。もっとも、和歌山県の観光ポスターには「意外と近い和歌山県」となっていますから、仕方がないかも知れません。


 もっとも、このようなホームページをつくる目的は、凡人である私にはわかりません。
 Googleなどの検索エンジンに引っかかりやすいようにするなら、自分のホームページの一部にすればよさそうなものですが、そうもなっていません。
 何か、私には理解不能な「しかけ」があるのかも知れません。
 ただ、おそらく「勤労奉仕」の目的でしょう。

 「弁護士の初任給は?」を見ると、以下のようになっています。

---------以下引用---------

 統計はないが、近時の就職状況の話を聞くかぎり、大阪では、
 600万円台...かなり高い。大手事務所レベル。
 500万円台...高いレベル。良い条件といえる。
 400万円台...一般的なレベル。個人事務所であれば標準くらい。
 300万円台...低いという印象だが,珍しくはない。
 というのが実感。

 固定給で200万円台という話は,まだ聞いたことはないが,歩合給の割合が多い場合には,結果として,それくらいの収入になることもある。
 首都圏では初任給レベルはワンランク上だと思われる。
 地方中核都市では大阪と同等か少し下、それ以外の地方は大阪よりワンランク下と思われる。

--------以上引用終わり--------

 もっとも、「弁護士の勤務条件」で、弁護士会費が個人負担か事務所負担かについてふれられているので、どちらか記載されていれば、より分かりやすかったと思います。

 ちなみに、司法修習生が500人時代には、月額40万円、ボーナス夏冬各2か月分、年間給与640万円、会費は事務所負担、個人事件可・弁護士会活動可が、デフォルト(既定値)でした。
 条件は、悪くなっているのでしょうね。

TOPへ戻る