本文へ移動

2013年バックナンバー

2ちゃんねるの書込者の特定

平成25年12月23日、朝日新聞に「ネット掲示板『2ちゃんねる』から今年8月下旬、3万件以上の会員情報が流出した問題が思わぬ事態を引き起こしている。相手をののしり、自作自演の書き込みをした人たちが、ネット上で次々と特定されているとの報道がありました。

 流出したのは約2年分、のべ3万7000件の、メールアドレス(「2ちゃんねるビューアID」と呼ばれています)、パスワード、クレジットカード情報、名前、住所、電話番号、登録時のIPアドレスだそうです。「2ちゃんねるビューア」とは、年間33ドル払えば過去ログを読めたり、書込み規制中のプロバイダでも利用できる機能。書き込みの多いユーザーに人気があるとのことです。

 メールアドレス(「2ちゃんねるビューアID」)から、書込んだ掲示板と投稿管理番号がわかるそうです。

 書込んだ掲示板と投稿管理番号がわかれば、どんな投稿をしたのか分かりますね。


 ライトノベルの作家(35)は、作家は2ちゃんねるの掲示板で、ライバル視していた小説家を「虚言癖がある」と攻撃し、別の小説家の作品が原作の漫画については、アンケートをした出版社を「打ち切り確定なのに資源の無駄」と批判していたそうです。
 数百回にものぼるそうです。

 他方では、自分自身をほめる投稿をしていました。
 「ステルスマーケティング」=「ステマ」ですね。


 「匿名だからネットの書き込みが絶対バレない」ということはないと考えておいた方がよさそうです。

 爆破や殺人予告でもない限り、警察が動くということはないでしょうが、とんでもないところから情報が流出することがあるかも知れません。

 また、悪質な書込みを不注意にしていると、書込みから、投稿者が「特定」される場合もあります。


 もっとも、報道したのは朝日新聞です。

 その昔「朝日新聞社員2ちゃんねる差別表現書込」事件がありました。

 平成21年3月に、朝日新聞社の社員が、社内のパソコンから、ネット掲示板2ちゃんねるに対し「精神疾患者差別」「同和地区差別」を助長するような内容を書込んでいたという事件です。

 「asahi-np.co.jp」からの投稿で、朝日新聞社に外部から指摘があったため調べたところ、社員が投稿していたことが判明したようです。

 「厳正な処分をする」ということでしたが、結果どうなったかは分かりません。


 ある意味「朝日新聞が他人のことのような記事を書くか」ということですね。

 私のホームページは、書込みはできないようになっています。
 法律相談を書込まれると「えらい目にあう」ということが理由です。
 「事件放置」ともなりかねません。

 ちなみに、私のホームページのアクセス解析をすれば、びっくりするようなところからのアクセスが結構あります。

TOPへ戻る