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2013年バックナンバー

終身生命保険

長谷川チヨノさん(113歳)が、女性長寿世界一になりました。
 木村次郎右衛門さん(115歳)が、男性長寿日本一です。

 何といっても、おめでたいことです。
 両者とも、単に「生きている」というだけではなく、「ちゃんと生活している」という店でも特筆すべきでしょう。


 ちなみに、生命保険の純保険料(保険会社の経費や利益などを控除したもの)を計算するときは、生命表を用います。

 生命保険の「終身保険」は、どのように計算するのでしょうか。
 まさか、平均余命=無限大とするわけにはいきません。

 保険会社は107歳(男性)、110歳(女性)で全員死亡すると仮定して終身保険の純保険料を決定しています。保険料は、保険会社の経費や利益を加えたものです。

 男性は、当該契約者が、107歳まで生きる確率を考えて、純保険料を決定し、女性は、当該契約者が、110歳まで生きる確率を考えて、純保険料を決定しています。

 木村次郎右衛門さんや長谷川チヨノさんが、終身の定期保険や養老保険に加入しているかどうかわかりません。

 理屈からして、木村次郎右衛門さんは107歳、長谷川チヨノさんは110歳の時点で、清算してもよいのでしょうが、まさか「あなたが死亡したものとみなして保険金をお渡しします」とは言いにくいですしょうね。

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