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よもやま話 バックナンバー2/2

電車広告

大阪でも、電車内の弁護士さん、司法書士さんの広告を多く見るようになりました。
 バスの中で、司法書士さんの広告を見たことがあります。

 ただ、病院・診療所の「定番」ともいえる、駅のホームの広告を出している弁護士さん・司法書士さんは、必ずしも多くありません。
 電車・バス内の方が有効なのか、駅のホームの方が有効なのかは知りません。

 なお、弁護士さん、司法書士さんの広告ともに、圧倒的に多いのは「債務整理系」(自己破産・個人再生・任意整理、過払い請求)です。
 弁護士さんの広告には、債務整理に続いて、離婚・相続、交通事故が多く、司法書士さんの広告には、成年後見が多いのが特徴です。
 離婚・相続や交通事故は弁護士のみですから、司法書士などの出る幕はなく、成年後見は、司法書士でもでき、また、真面目にやろうとすると比較的割のよくない仕事なので(著しく過大請求をした司法書士さんがいましたね。弁護士なら、懲戒などにより業界から抹殺されます)、弁護士は、あまり広告していません。
 司法書士さんは、本来の仕事である登記の広告も出しています。
 なお、一般訴訟は、司法書士にできるのは140万円以下と「割に合わない」のか、「おまけ」的に広告され、弁護士は「筋の見えにくい」「一見の客を嫌うのか」やはり「おまけ」的に広告されています。

 一般的にいって、電車の場合は、地下鉄が一般電車の方が広告料が高いそうです。
 理由は、外の景色が見えない分、地下鉄の方に目が向くからださうです。
 同じ地下鉄でも、御堂筋線(これがダントツ)とか堺筋線とか利用する人の多い電車は高く、千日前線などは安いそうです。
 同じ、一般電車でも、やはり、利用客の多い電車は高く、それほどでもない電車は安いそうです。


 なお、あまり関西の電車を例にあげると「リアル」すぎるので避けますが、東京の例でいくと、よくいえば「庶民的」なT武などの電車の広告は、サラ金のランクも低く品がない、同調するように、弁護士さん司法書士さんの広告も「品がない」と聞いたことがあります。もっとも、現実に乗るわけではありませんから、本当かどうかは知りません。
 また、T急のような「ハイソ」なイメージのある電車は、サラ金の広告や、弁護士さん、司法書士さんの広告もないそうです。

 ちなみに、私が通勤に使う阪急は、サラ金の広告はありますが、自社グループのサラ金や、銀行傘下のサラ金が多く、弁護士さん、司法書士さんの広告は見たことがありません。
 他の電車も知っていますが、どこに顧問弁護士や関係者がいるかわからなのりで、具体的なコメントは差し控えます。

 なお、弁護士さんの広告は、債務整理に続いて、離婚・相続、交通事故が多いですが、企業ではなく、弁護士を知らない個人をターゲットにしている以上、そのような広告が多くなります。

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