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よもやま話 バックナンバー2/2

要人

私の事務所のある堂ビルは御堂筋に面しています。

 年に2、3回「平成○年○月○日は要人が御堂筋を通るので、窓を開けないように」との連絡文書が来ます。
 狙撃犯が、窓から狙うと思っているのでしょうか。
 別にオープンカーでパレードするわけではないでしょうから、8階から狙撃は難しいと思います。

 ちなみに、要人が誰なのかは教えてくれませんし、何時に通るかも教えてくれません。要するに「1日中窓を開けるな」と言うことですね。
 
翌日の新聞で「要人が誰だったか」わかるということになります。
 皇族か、あるいは、外国からの賓客で、日本の政治家ということはないようです。政治家を狙うのなら、街頭演説しているところを狙えばいいわけですから、わざわざ御堂筋を通るときに狙うことはありません。

 一度試しに窓を開けようかと思うこともあるのですが、窓を開けたとたんに銃弾が飛んできたら怖いので、窓を開けたことはありません。

 チベット問題で、北京オリンピックの聖火ランナーが妨害を受けているようです。
 いっそのこと、日本も、サンフランシスコのように、聖火ランナーが、いつどこを通るか知らさなければ問題がないのになと思ったりします。日本人だけが日本にいるわけではありませんから。

 ちなみに、チベットの衝突は、今回が初めてではありません。ヨーロッパの「人権団体」は、何度も何度も衝突があったことを知っていますが、まさか、中国にまで行って騒ぎを起こすわけにもいきませんから、「安全な」「自国」で妨害をしてアピールをしているのでしょう。少なくとも、妨害したからといって銃で撃たれて命をとられることはありません。

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