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よもやま話 バックナンバー2/2

やかましいから

太田誠一農相は8月10日、NHKの番組に出演し、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などを受けた食の安全対策について、「日本国内は心配ないと思っているが、消費者がやかましいから徹底する」と述べたそうです。

 もっとも、本人や周辺は「九州方言」で「やかましい」は「一家言ある」「うんちくのある」という意味だとかばっているようですが・・

 確かに「消費者が『味に』やかましい』から」「徹底する」と「味に」を付け加えておけば、何の問題もありません。
 これは関西弁でも言います。
 関西弁なら「味に『うるさい』(五月蠅い)」が一般的で、「やかましい」が少数派でしょう。

 『賞味期限』『消費期限』『毒物混入など安全性』に「やかまいしから」といえば、「一家言ある」「うんちくのある」という意味ではありえませんから、「消費者」は「うるさい」「やかましい」(「五月蠅い」。5月の蠅のようにうるさい)から「徹底する」と同じですから、言い訳はできません。

 何か、コラムを出しそびれているうちに、失言したした本人が辞職してしまいました。

 そして、辞職した前大臣の顔を見ると、水戸黄門にたとえると、水戸黄門や、助さん格さんではなく、「越後屋」「代官」「家老」顔ですね。

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