司法 バックナンバー 3/3
続・弁護士の電話帳広告
ずいぶん前のコラムで、弁護士の電話帳広告のお話をしました。
「 広告を出さない場合、電話帳の順番はどうなっているのでしょうか。
アート引越センターのように、『アート法律事務所』という名前にすれば、電話帳の一番前付近にきます。
もっと早いのはローマ字です。『R法律事務所』が真っ先にきます。
日本弁護士連合会のホームページを検索しましたが、『アート法律事務所』『R法律事務所』はありませんでした(平成19年7月23日現在)」
私の自宅の電話帳(阪神間南部版。西宮市・芦屋市)を見てみました。
本来、あまり、法律事務所がある地域ではありませんから(通常、法律事務所は、地方・家庭裁判所、あるいは、その支部があるところにかたまっています)、ほとんどが「電話帳広告」です。
なんと「アート法律事務所」より、電話帳では先に来る名前の同名の法律事務所が複数掲載されていました。
ちなみに、兵庫県弁護士会、大阪弁護士会と別々ですから、同じ法律事務所名でも問題ありません。
いずれも、西宮市や芦屋市に事務所がないようですから「電話帳広告」で、それなりのスペースです。
電話帳で大きなスペースでの広告をするなら、電話帳の一番前にくる名前をつける必要もなさそうですが、何か別の理由があるのかも知れません。