本文へ移動

トリビア バックナンバー 2/2

都道府県の分割方法

今年の高校野球は、記念大会ということで55校の代表校があります。
 いつもは、49代表校(各府県各1、北海道と東京が各2)だった気がします。

 ということで、6校増えているのは、神奈川県、大阪府、愛知県、埼玉県、千葉県、兵庫県です。なぜ、これらの府県の代表を増やしたのか考えてみると、人口比によったようです。

  「各都道府県の人口」 をご覧下さい。

1 東京都1276万
2 神奈川県888万
3 大阪府881万人
4 愛知県736万人
5 埼玉県709万人
6 千葉県609万人
7 兵庫県559万人
8 北海道558万人

 ということで、神奈川県を南北に、大阪府を南北に、愛知県を東西に、埼玉県を南北に、千葉県を東西に、兵庫県を東西に分けたんですね。
 人口比からして、北海道を南北に分ける以上、神奈川、大阪、愛知、埼玉、千葉、兵庫を分けないわけに行かなかったのかも知れません。

 私が勤務している大阪府が人口で神奈川県に抜かれたということは聞いていましたが、私の住む兵庫県が北海道を抜いていたとは知りませんでした。

 東西に分けるのと南北に分ける2種類がありますね。

 大阪は南北に長いですから、常識的に考え得れば南北の分割ですね。
 兵庫県は東西・南北どちらが長いとはいいにくいですね。東西という点では尼崎市から相生市までは十分長いですし、南北という点でも、豊岡市から洲本市までも十分長いです。
 どちらでもいいように思いますが、兵庫県の人は、ほとんどが瀬戸内海沿いに住んでいるといっても過言ではないでしょうから(大阪都市圏のベッドタウンとしての性質が強く神戸市と阪神地方で全人口の約6割を占めています)、人口分布という点からすると、東西に長い県といってよく、東西に分けるのが合理的です。南北に分けたのでは、北が有利になりすぎですね。旧国名は関係なさそうです。

 土地勘がないので、愛知県を東西に、埼玉県を南北に、千葉県を東西に分けた理由はよくわかりませんが、兵庫と同じ理由があるのではないかと思っています。また、旧国名がからんでいるのかも知れません。

TOPへ戻る