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トリビア バックナンバー 2/2

死の前の言葉

歴史上の人物で、死の直前、あるいは死に際に言ったとされる有名な言葉があります。

 例えば、ゲーテが「もっと光を」といったという話は有名ですが、「その窓を開けてくれ」という言葉が前にきますから「明りがもっと入るように」との意味ですね。

 また、マリーアントワネットは、コンセイユジュリーからコンコルド広場に運ばれ、死刑執行人の足を踏んでしまったときに「ごめんなさいね、わざとではありませんのよ。でも靴が汚れなくてよかった」だったと言われています。

 日本人でいうと、明智光秀。死刑になる前に、看守から「柿を食べないか」と聞かれたのに対して、「柿を食べると腹を冷やすから食べない」といったというのが有名です。

格調高いところでは、松尾芭蕉の「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」という辞世の句があります。

 また、真偽は明確ではありませんが、板垣退助「板垣死すとも自由は死せず」と叫んだということです。

 最近とみに有名になったのは、フランキー堺、所ジョージ、今度は中居正広主演の、加藤哲太郎「私は貝になりたい」ですね。

 番外編として、フランダースの犬のネロは、ルーベンスを前に「パトラッシュ、疲れたろう?」「僕、もう疲れちゃったよ」と言いました。
 パトラッシュが「いや、元気だよ」と言ったら台無しですね。

 「Leave me alone!」(かまわないで。「独りにして」という直訳が有名でしょうか)といった皇太子妃おぼえてます?
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