外国事情 バックナンバー2/2
卵料理
皆さんは、卵(玉子)をどんな風に食べるのがお好きですか。
通常、世界標準を考えると、卵焼き(Omelette)、目玉焼き(Fried egg)、スクランブルドエッグ(Scrambled egg)、ゆで卵(Boiled egg)があります。
外国のある程度のクラスのホテルの朝食のビッフェ形式のところでは、コックさんに「Fried egg or Scrambled egg ?」と聞かれます。
中級のホテルだと、ゆで卵(Boiled egg)がおいてあります。もっとも、日本みたいに十分ゆでていると思ったら大間違い。半熟です。
殻を割らないで、陶器製の「卵のせ」に卵をおき、スプーンで殻を割って、徐々に食べていくのがこつです。
卵焼き(Omelette)は、立派な?一品です。
フランスのモンサンミッシェルなどは、オムレツが名物料理ですね。
結構な値段がしますが、なんと、材料費のかかっていないこと。コレステロール大丈夫ですかね。
ところで、日本独自の、卵料理。
生卵のご飯ぶっかけ。醤油をかけて・・
案外、よく生卵を食べるのは日本人だけと言われます。
中国ではまず食べません。韓国では、食べることがあります。お粥にものっていますよね。
ところで、生卵のご飯ぶっかけが「この上のないご馳走」だった時代を知っておられますか。
第二次世界大戦末に、特攻(「自殺攻撃」)に出撃する人は、出撃まで、生卵のご飯ぶっかけを十分食べられ、日本酒も飲めたそうです。
なんと命の値段の安かったこと・・