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外国事情 バックナンバー2/2

朝鮮戦争記念館

韓国の仁川市(兵庫県の仁川(にがわ)ではありません。ソウルの東、ソウル国際空港のある市です)に、「仁川上陸作戦記念館」という記念館があります。
 あまり日本人は行きませんね。結構不便なところにあり、行きはともかく、帰りにタクシーを捕まえるのが大変です。

 朝鮮戦争(昭和25年6月25日から昭和28年7月27日)当時、国連軍の総司令官であったマッカーサー将軍が成功させた仁川上陸作戦をテーマとしています。

 記念館には、当時の、南北朝鮮の軍事装備、生活の様子などの写真などの資料、戦争の攻防が順次わかるようにした模型などがあります。
 解説などは、韓国語、英語の他に、日本語でのテープが流れます。

 朝鮮戦争の仁川上陸作戦は、国連軍の「大博打」だったことがわかります。
 マッカーサー将軍は「運」もあったのでしょう。
 日本は海洋国ですから、陸続きで戦車が攻めてくるということは考えられませんから、あまり、戦車といっても「ぴん」ときませんが、航空機から、無作為に爆弾を投下するのならともかく、重要都市などを占拠するためには、戦車が重要であること、国連軍が、戦車や大量の歩兵を上陸させるためには、揚陸艦が必要であり、揚陸艦をいつどこの海岸につけることが作戦成功の鍵を握るかということがわかります。

 ところで、仁川上陸作戦成功を伝えた「東亜日報」という韓国の新聞が展示されています。
 いまの韓国の新聞は、ハングルだらけで全く読めませんが、当時の韓国の新聞は、日本の新聞・書籍が漢字・ひらがなまじりであるのと同じように、漢字・ハングルまじりであったことがわかります。
 語順が日本語とよく似ていて、重要な意味を持つ単語は漢字が用いられていますから、読めば大体のところがわかります。

 なぜ、韓国が、ハングルに統一してしまったのかわかりませんが、漢字で示される単語に同音異義語が多いのは当然ですから(日本より子音母音が多いそうですが、理屈は同じです)、あまり賢明なやり方とも思えません。
 韓国は、自国の古典を読まないのでしょうか。もったいない気がします。

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