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金融・経済 バックナンバー

金融機関コード

「金融機関コード」をご存じでしょうか。

 金融機関に割り当てられている4桁の番号および金融機関の本支店に割り当てられている3桁の番号のことです。
また、支店コードは「店番」と呼ばれます。

 金融機関コードが割り当てられている金融機関は、銀行、信託銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、農業協同組合(JA)、漁業協同組合(JF)等です。

 クレジットカード会社、生命保険会社、損害保険会社、証券会社等にも割り当てられていますが、一般的には、金融機関コードが必要になることはありません。尚、ゆうちょ銀行(郵便局)については、「ゆうちょ銀行(旧郵便局)について」をご覧ください。
 金融機関のシステムでは、金融機関コードで金融機関名および支店名の認識を行います。振込依頼や口座振替依頼等において、取引をする金融機関および支店を指定する役割を果たします。
※金融機関コードは、金融機関の業態ごとグループ化したうえで振り分けられています。 
都市銀行(0001~0017)
ネット専業銀行等(0033~0037)
地方銀行(0116~0190)
信託銀行(0288~0326)
旧長期信用銀行(0397~0398)
第二地方銀行(0501~0597)
信用金庫(1001~1996)
信用組合(2011~2895)
労働金庫(2951~2997)
信用農業協同組合連合会(3001~3046)
農業協同組合(3056~9375)
信用漁業協同組合連合会(9450~9496) 

 ちなみに、「0001」は「みずほ銀行」です。
 旧第一銀行の流れをくんでいます。
 みずほ銀行、第一勧業銀行、第一銀行ですね。

 ゆうちょ銀行の金融機関コードがわからず、調べた経験はありませんか。
 ゆうちょ銀行は、郵政民営化に伴い、日本郵政公社から郵便貯金事業を引き継ぎ、株式会社ゆうちょを経て、平成19年10月から、本格的に株式会社ゆうちょ銀行として始動しました。
全国銀行協会のシステムに接続され、以来金融機関コード9900はゆうちょ銀行と決められています。
政府の手を離れ、民間で運営される上で、他銀行との連携は不可欠となったため、2009年のはじめから、全国銀行協会のシステムに接続され、以来金融機関コード9900はゆうちょ銀行と決められています。

 ゆうちょ銀行の金融機関コードや支店番号は、ゆうちょ銀行の窓口に行けば、通帳の見開き部分に、この全国銀行協会のシステムに対応した桁数の番号を印字してくれるので、その番号を使えば、他の銀行間、あるいはゆうちょ銀行の口座間で行われてきたのと同じように、現金化する手間を挟まなくても、直接他の金融機関から振り込みを行ってもらうことが可能です。

支店番号は、各金融機関のインターネットのホームページで検索することが可能です。

 なお「○○銀行○○支店 金融機関コード 店番」と検索サイトで検索すれば、金融機関名と支店は、簡単に出てきます。

 隠し預金が見つかる可能性がありますね。
 引出した金融機関が遠方で、金銭が「まとまって」いれば、そこに他の預金口座のある率が高いです。
 また、引出したのがATMでなく窓口ならば、筆跡や身元確認のための免許証などから、誰が引き出したのかがわかります。

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